家具は家、家は家具。

家具はただの飾りじゃなくて、日常で使う道具。だから、いちばんに使う人のことを考えて、ほんの数ミリの高さやサイズにこだわります。ちょっとした工夫で、驚くほど使い勝手がよくなるから。家もおなじ、だと私たちは考えます。家具屋がつくる家は、「まだ見ぬ誰か」を想い、たったひとり、ひと家族に寄り添い、とことん使いやすさを追求する。まいにち、どんな時間に、なにをするのか。どう動き、どこでたたずむのか。だれかの暮らしを、もっとおもしろく自由に、なめらかに快適にしたい。だから、私たちは、家具と家、両方つくることに決めたのです。

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